お知らせ
CATEGORY
サンサンワイナリー
2024.03.18
酒蔵・ワイナリー紹介
長野県塩尻インターから車で約5分。カーブを曲がるとサンサンワイナリーの看板が現れます。駐車場に車を止めると、ワイナリー下の斜面には手入れの行き届いた美しいブドウ畑、目の前には壮大な北アルプスの山並みが。SHOPに入ると試飲カウンターがあり、ワインの試飲をすすめられ、数種類のワインをいただきました。
果実味がほとばしるような甘い香りの赤ワイン、酸味とコクが見事に調和した白ワイン。これは!
その次の瞬間、不躾にも思わず酒屋であることを話し「お取引はできますか?」と聞いていました。
この日出会った美しい風景とワインの深い味わいは、今でもはっきりと覚えています。
―ブドウ―
サンサンヴィンヤード柿沢は、標高840~864メートル。傾斜8%。水はけがよく、陽の光が燦々と注ぎ、爽やかな風が通り抜けていきます。もともと寒暖差の大きい長野県内ですが、一段と標高の高いこの場所はさらに昼と夜の寒暖差が大きく、ブドウ栽培には好適地です。手入れが行き届いているこの畑ではメルロー、シャルドネ等が栽培されています。特にメルローの畑はA区画とB区画がありこの斜面の高低差は20mメートルほど。ところがそれぞれの区画で収穫されたブドウから造るワインを飲み比べてみると驚くほど味が違います。まさにテロワールが豊かに表現されているワインです。
―今と、これからー
同じ畑のブドウでも、斜面の位置や土壌の微妙な違いによって個性の違いが現れる。この微妙な個性の違いはワインの味わいにそのまま表現される。語りつくされたことではあるけれど、サンサンワイナリーのワインをいただくとその言葉の意味が改めてよく分かる気がします。「ロケーションを含め、私のワイン造り最終章にふさわしいと思いました」長い間、ワイン造りに携わってきたゼネラルマネージャー戸川様の言葉です。「この場所からはじまる、ワイナリーとワインの物語」これから何が語られていくのかとても楽しみです。