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野沢温泉蒸留所
2024.03.18
酒蔵・ワイナリー紹介
2022年末、村のシンボルともいうべき大湯から坂を上ること数分。村の中心部にあった缶詰め工場を改装し稼働を開始した野沢温泉蒸留所が見えてきます。
入口のスロープを進むと見えてくる大きな木の扉。その扉を開けるとまず目に飛び込んでくるのはウイスキーが入ったたくさんの木樽です。それぞれ製造順に番号が付けられていて、NO1の樽を見た時には感慨深いものがありました。
この地で醸造されているのは、クラフトジンとウイスキー。ジンは豊かな大自然が長い年月をかけて育んだおいしい湧き水と、主に山で採れる豊富な植物から造られています。
バランスの良い爽やかさと苦味の「NOZAWA GIN」はストレートやソーダわりで。
柑橘感を高めるために加えた山椒がアクセントの「CLASSIC DRY GIN」は和食との相性も抜群。
果物の収穫を祝うようにフルーティとフローラルさの融合を楽しめる「IWAI GIN」はトニックウォーターを足すことで、スモモとリンゴの木のはっきりとしたフレーバーが出てきます。
ピンク色の「SISO GIN」は地元産の赤紫蘇で作ったジュースをブレンド。お湯割りの他、カクテルにも。
定番の4種類の他にも季節限定のGINが発売されます。
ウイスキーの発売はまだもう少し先になりそうですが、積み上げられた樽の中でどんなドラマが起こっているのか?今からとても楽しみです。雪深い北信州の小さな村で、まだまだ物語が進行中です。