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水尾

2024.03.18

酒蔵・ワイナリー紹介

野県の北の端、豪雪地域飯山市の酒蔵です。甲斐武田氏の末裔武田貢一が田中家に養子に来た時より酒造業を営んだのがその始まりとされています。以前は違う名前でお酒を出していましたが、現在の社長さん(田中隆太氏)が蔵に入って「水尾」というブランドを立ち上げました。冬は2メートルを超える積雪のある蔵の中で、地元、飯山杜氏を中心とした蔵人たちが早朝、深夜の作業をこなしながら酒造りに取り組んでいます。第83回関東信越国税局酒類鑑評会に於いて最優秀賞を受賞し「水尾」はその名を高めました。

 

―水と米―

田中さんが家業に入り、イメージする酒を醸すため、理想とする水を捜し求めたどり着いたのが野沢温泉村「水尾山の湧き水」でした。一年を通して豊富に湧き出る水は、飲んで甘さを感じるほどの軟水、酒造りに無駄な成分はまったくなく、正に酒造りに理想の水でした。米は、長野県の酒造好適米を100%使用。その95%が蔵から5㎞圏内で栽培されています。また、地元木島平でも栽培の難しさから希少品種で入手困難だった「金紋錦」を県内でいち早く酒米に使用したのも水尾さんです。独特な深みとふくらみ、幅のある味わいのお酒に仕上がります。この地の米にこだわった酒造りをかかげ続け、今では地元の田園風景の中で育つ酒造好適米も増えました。

 

―今、とこれからの酒造りー

 「地酒とは何か?」地の材料をつくして、それでなければ出せない味わい。「伝統とは何か?」その価値を磨き上げ改良する努力。絶えず自問自答を続けながら厳しい自然環境の中で奥信濃の地酒「水尾」は醸されています。「ここでなければ造れないものを造る」というポリシー。それは、この土地の恵みをこの地に生きる人が醸すこと。そしてお酒を飲んだ時、自然な笑顔で「おいしい」と言っていただけることが未来の指針と信じて。

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