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信州たかやまワイナリー
2024.03.18
酒蔵・ワイナリー紹介
「高山村のワインブドウは素晴らしい。そして、ついにワイナリーが設立された」ということは知っていたのですが、なかなかお伺いするきっかけがないまま何年か過ぎてしまったある日曜日の朝。思い立ったが吉日とばかりに約束もお取りせず突然訪問した私に、応対してくだっさった醸造責任者鷹野さんが最初に発した言葉が「この高山村には素晴らしいブドウ農家さんがいらっしゃいます」でした。まさに農家さんと醸造家の信頼関係が伝わってくる一言でした。こちらのワイナリーさんは、同一品種でも畑ごとにワインを醸造し、バランスを見ながらワインに仕上げています。
―ブドウ―
高山村のワイン用ブドウは、その品質の高さが県内外で評判です。1996年にある栽培者が高山村の自然条件を見初め「世界一のワインを造る」との思いで始まった当時の栽培面積は約3haほどでした。その後、行政のバックアップもあり、栽培者が増えるとともにブドウ畑の栽培面積が拡大され2022年には64haになりました。ブドウ農家さんのお話をお聞きすればするほど、毎年一筋縄ではいかないブドウ栽培の大変さを感じます。自然に逆らわず高地の特徴を生かしながら、ブドウと向き合い、見守り、手をかける農家さんの存在無くしてこのワイナリーのワインは語れません。
―今、とこれから―
プリムールテイスティングに伺うと、同じ村の同一品種のブドウでもワインになったときにこんなに味わいが違うのかと、毎回驚くばかりです。畑の土壌や日照時間、栽培者の想い。時に、人の力ではどうすることもできない自然がもたらす試練に挑みながらも、ブドウ農家さんの個の力が宿ったブドウがワインに生まれ変わり、調和し、見事なハーモニーを奏でている。当店も言葉では表現しきれない深い味わいに魅了された一人です。小さな村のワイナリーのこれからがとても楽しみです。